この曲も以前このコーナーで紹介したdosのファーストアルバムの中の1曲。
No.0023の「someone like You」同様、はるばるL.Aまで行って書いた歌詞。
No.0023は日本から遠くL.Aまで、失恋傷心旅行にやって来た女の子の歌。
で、こっちの歌詞は基本的にL.Aに住んでる女の子ってイメージで書いてみました。
No.0023でも書いてるけど、せっかくL.Aくんだりまで来て書くならその匂いみたいなものを出したくって。
ブラブラしましたよ、L.Aの街を。
と、行っても夜はレコーディングでカンヅメなんで昼間だけどね。
それに夜ひとりでブラブラできるような御気楽で平和な街じゃない。
スタジオからスタジオへの移動なんかも「近くだからブラブラ歩いてく」って行ったらスタッフに「アブナイですからお伴します」とか言われちゃって。
そのまたスタッフってのが、見た感じ、いわゆるのび太くんタイプ。
どーみても僕の方が体格もよくって強そうなわけ。
「キミがどーやって僕を守ってくれるの?」みたいな。
もし襲われたら、キミはパンチで僕はズドーンみたいな感じ。
そんなんだったら人様の世話までみきれないからひとりの方がまだいいや・・・とか思ってひとりで夕暮れの街をプラプラ・・・と、歩くのが精一杯だったっけ。
なんか乾いてるんだなぁ、L.Aって。
なにがって言われると、空気とか雰囲気とか、そんな風にしか言えないんだけどね。
華やかなんだけど、どっかこう病んでる感じがしちゃうのは映画のイメージや犯罪のイメージが刷り込まれてるだけじゃない気もしたな。
そんなちょっとハデなんだけど、どっか病んだイメージを出したかった。
それがこの歌詞です。


関連リンク
「bliss」(No.0007)
「someone like YOU」(No.0023)
「more kiss」(No.0052)
「Do Me Right」(No.0082)
「Baby baby baby」(No.0101)
「You Blow My Mind」(No.0208)

「Do Me Right」
作詞 前田たかひろ
作曲 久保こーじ
編曲 小室哲哉&久保こーじ
プロデュース 小室哲哉
dos
発売元 パイオニアLDC株式会社
発売日 '96/9/25
album
「chartered」